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歯が無くなったら

歯が無くなったら

私達は若い頃は「歯はあって当たり前」と思っていますので、特に歯に注意を払う事はありませんが、いざ歯が無くなってみると、その時初めて歯が無くなる事による様々な障害を感じますね。

ではこの歯を失う事による障害にはどの様なものがあるのでしょうか?

まず女性には特に関心が高い美容上の問題があります。

前歯が抜けると「間抜け面」になるだけでなく、歯から空気が漏れる為、一部の発音に支障が出て、話し言葉がおかしくなります。

又、奥歯が無くなると上顎と下顎の噛み合わせが変わって来ますので顔の輪郭が変わり、表情(人相)が変化する事があります。

いつも入れ歯をしているお年寄りが、入れ歯を外した時の顔を見ればお分かりでしょう?

次に食物に関してですが、歯が無くなると味覚が変わって来ます。

私達の味覚というのは非常にデリケートに出来ていて、「甘い」、「辛い」、「酸っぱい」などの感覚の他、「舌触り」、「歯ごたえ」なども味覚の一部を形成しています。

ですから歯が無くなると、それまで美味しいと思っていた食事も不味く感じる様になります。

又、歯が無くなると食物を噛む回数が少なくなるので唾液の分泌が少なくなり、食物の消化が悪くなって健康にも害を与えます。

更に唾液には食物の消化を助けるだけでなく、口中の細菌を殺す消毒効果もありますので、唾液の分泌が少なくなるとお口の病気にもかかり易くなります。

歯が無くなって噛む力が弱くなると脳に対する刺激が少なくなる為、脳が退化して認知症などになり易くなると言われています。

歯が悪くなるのは高齢者が多いので、この脳に対する刺激の部分は特に重要です。

歯が無くなってしまっているお年寄りが総入れ歯をしたところ、急に元気になって外出なども自分から進んでする様になったという報告はたくさんあります。

この歯でしっかり噛む事と脳の活性化の関連については、既に医学的にも証明されていますので、高齢化社会の入口に入っている日本では、歯の健康は特に大事ですね。

ただ歯というのは「悪くなったら義歯を付ければ良い」というものではありません。

若い内から歯の健康に注意して、いつまでも健康な歯を維持出来る様にするのが一番大事な事です。

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